柚子こしょう 夏の仕込み



青とうがらしが穫れる今の時期に、柚子こしょうの仕込みをします。
柚子こしょうは、数年前九州の友人に九州土産のさば干しと一緒に「とにかく、これつけて食べてみて!」と激しく勧められ、友人のおばあさんが手作りしたものを頂いたのが最初の出会いでした。
それから市販のものを買ったのですが、何かおいしくない・・・何度も無理言って友人にもらってたのですが、いい加減申し訳なく、調べたら案外簡単に作れるし、畑にあるものでできる!ということで、手作りし始めました。



自分でつくると、すごい大量に、しかも美味しい柚子こしょうが、格安でできます!
それまでは小さな瓶に入ったものを300円くらいで購入してたのですが、なんともったいないことをしてたのでしょう。
今では、味噌汁に、漬け物に、炒め物に、豆腐に、じゃんじゃん使用しております^^

とても簡単ですが、完成は冬になるので、待ち時間がかかります。
夏にベースのとうがらしペーストを作っておき、柚子が出回る冬に完成させます。
夏の青柚子でもできるみたいですけど、私は黄色い柚子のほうが香りが好きなので、そちらを使用しています。

材料


青とうがらし・・・300g
または、青とうがらしと、ししとう合わせて300g
※青とうがらしだけで作るとすごい辛いです!私は少し辛みを押さえたいので半分ししとうにしています。

塩・・・50g

柚子・・・3、4個

レシピ


1.
青とうがらし(と、ししとう)は洗ってへたを取ります。

2.
ここから先は、ゴム手袋等をつけて作業することをお勧めします。
とうがらしが手につくととってもピリピリ痛いです!匂いも辛いので、フードプロセッサやミキサーの蓋を取る際は直接嗅がないように気をつけてください。

フードプロセッサで粗くみじん切りにします。または包丁でざっくりとみじんに刻みます。これをやっておくとミキサー作業が楽です。
刻んだら塩を入れてまぜます。

3.
2をミキサーにかけます。水気が少ないので空回りしやすいんですが、へら等でならしながらペーストになるまでがんばって回します。
目安は、種が消えて、きれいに均一な緑色になるまで。


4.
保存バックに空気を抜きながら入れます。このまま冷蔵庫の奥へ冬まで眠らせておきます。


5.
冬に柚子が手に入ったら、皮をすりおろして混ぜます。そのまま1週間ほど休ませて、完成です。

保存について


出来上がった柚子こしょうは小分けにして冷凍しちゃうのが一番持ちが良いようです。
私はそのまま使用しちゃってたのですが、半年くらい経った頃表面にカビが出ました。なので今は小ビン一個分の量づつ冷凍し、使う分だけ解凍して小ビンにうつして使ってます。

 


とうがらし、きざみ液が手につくと本当に痛いです。。匂いも強烈に辛いんですけど。
前に北信州へ行った際、バーベキューの材料にピーマンを探していて、それと良く似た形のぼたんこしょうというのを「これでいいや〜」と購入したのですが、これがまた、猛烈に辛い!ハラペーニョのようなものだったのです。普通に切っただけなのに、両手が火をふくように熱くて痛くて、丸2日くらいヒリヒリし続け、お風呂にもつけられなかった悲しい思い出があります。

作業する際は手を保護して、匂いにも気をつけてください!

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