今年は茄子がとても豊作でした。
茄子の苗の下に穴を掘り、堆肥をたっぷり仕込んでおく栽培方法を試したのですが、これがとても効果的だったみたいで、栽培メモとして後日まとめます!
なす大好きなので、豊作にうれしい悲鳴でしたが、
毎日10本くらい採れ続けると完全に消費を上回り、冷蔵庫の野菜室もぱんぱんになり、
次の問題はどう保存するか、ですが、
なすって、冷凍してもおいしくないし長期保存する方法少ないですよね。。。
そこで色々調べて、なすをオイル漬けして保存するイタリアの保存食を発見しました。
これが、我が家で色々作った今夏No.1保存食と思われるくらい、とてもおいしかった!
おかげで大量のなすをおいしく長く楽しめるようになりました。
ちょっぴり自己流も交えつつ、レシピメモです。
材料
なす・・・800g〜1Kgくらい(なす8本くらい)
塩・・・なすの重さの5%ほど(800gだと40g。きっちりでなくても大丈夫)
酢・・・300cc
水・・・600cc
※酢と水の割合は酸っぱさの好みで1:1〜1:3。私は1:2で漬けてます。
オリーブオイル・・・適量
お好みで、にんにく、たかのつめ、ハーブ類
レシピ
1.
なすを1cmくらいの輪切りにします。
太いなすは、太い部分を縦に半分にして三日月型に切ります。
ボウルに入れ、塩をふり、よく手でなじませた後、お皿等で重しをしひと晩置きます。
夏場は冷蔵庫に入れてください。
2.
翌朝、なすの水気をしっかりと絞ります。
3.
鍋に酢と水を入れ沸騰させ、絞ったなすを茹でます。
なすが全部入りきらない場合は2〜3回に分けて茹でます。
茹でると大量にアクが出て取り出す時についてしまうので軽くすくって下さい。
3分ほど茹でたらざるに上げます。
4.
干しざるに並べて天日に1日干します。途中で一度ひっくり返します。
あんまりカリカリに干さないで、表面がかわく程度でOKです。
(真夏はうっかりすると干しすぎちゃうので注意)
5.
清潔な瓶につめていきます。
1/3詰めてオイルを入れ、びんを揺すって空気を抜く、を繰り返すときれいに入ります。
最後なすが顔を出さないようにオイルを入れます。
お好みでにんにくやたかのつめ、バジル、ローズマリー、タイムなどのハーブを一緒に漬けるのもおすすめです。
保存期間
冷蔵庫で一ヶ月とレシピ本には書いてありますが、私は常温で保存していてひと月経ちましたが今のところ美味しく頂けてます。心配な方は冷蔵庫へ入れて一月を目安に食べてください。
なすが空気に触れないように、オイルを足したり表面にラップをしてください。
作るタイミングですが、干す作業があるので、翌日が晴れの日を選んで前日の夜に1の行程を行ってください。
食べ方は、そのままぽりぽりおつまみに食べても美味しいし、
トマトソースのパスタに入れると、ソースにコクが出て、なすの酸味ともよく合います。
けど、我が家で一番ヒットしたのはこの食べ方!
これはスズキエミさんのレシピに載っていた食べ方ですが、
なすのオイル漬けを粗くきざんでごはんに乗せ、刻んだ大葉、かつおぶし、好みでみょうが千切りを乗せ、炒りごまを指でひねりつぶしながらかけ、最後にしょうゆを回しかけます。
朝食にぴったり!なすの酸味と薬味がベストマッチです。
まだまだポテンシャルを感じるなすのオイル漬け、
おいしい食べ方を今後も研究してみます。